BIOS概論
このページでは、BIOS(システムROM、フラッシュROM)について解説します。BIOSの知識が身につくと高速化チューニングやリソースの設定変更などを行うことができるようになります。ステップアップしたい方は是非理解してください。なお、BIOSのアップデート作業は全て自己の責任において行ってください。当方ではこの種のトラブルのサポートは行いません。 (このページの内容は、予告なしに変更されます。)問い合わせはこちらまで
●BIOSとは?
1.Phoenix(フェニックス)
N社、F社などの大手メーカーのパソコンに採用される場合が多い。
2.Award(アワード)
Phoeniix社に合併されているがブランドとして生き残っている。自作用ボードやショップブランドの製品に採用されている。
3.AMI(アミ)
ちょっと前まで主流だったが、現在はサーバーマシンや一部の自作用ボードに採用されているのみで、なかなかお目にかかれない。
○BIOSとOS
すべての設定項目についてBIOSが優先されるものではない。省電力機能などBIOSで設定してもOS(Windows)がその設定値を無視して起動する場合もある。基本的には、BIOS側の設定とOS側の設定は矛盾のないようにしておこう。確認して正しく設定し直した方がよいのは、「Plug&Play
OS」、「パラレルポート」、「Power Management」などの項目である。
BIOSのバージョンアップを怠ったからといって、機器構成を変更しなければ、すぐに稼働しなくなることはほとんどない。ただ、パソコンを使用中に発生するトラブルがBIOSの不具合に起因する場合もあるので、例外的な特記事項がなければ、最新のバージョンに保つのが理想である。
BIOSのアップデートは、起動ディスクで起動しブートメニューで「Prompt only」を選んで、プロンプト(A\:)から更新プログラムを実行すればよい。
ABIT社の「Readme」の例を紹介する。各社の Web サイトや「Readme」を参照してください。
このプログラムにより、ユーザーはBIOSをより簡単にアップデートすることが可能となります。以下の3つのファイルを準備してから、Aプロンプトでこのプログラムを実行します。
「command.com」以外には常駐プログラムがいっさい入っていない起動用フロッピーディスクを作ってください(command.com はいずれにせよ必要です)。 ABITFAE.BAT、AWDFLASH.EXE および最新の BIOS ファイルを起動用フロッピーディスクに複写します。EXEファイルを実行すると、BINファイル(バイナリファイル)になります。 最後に、ABITFAE ***_**.BIN と入力します。(*)には上のBin file 名を入れます。それから、A:プロンプトで(Enter)を押します。すると、すべてのパラメータを含めそれ自身が自動的にアップデートされます。 E.X: A:\ABITFAE BH6_JJ.BIN (Enter) (注意してください! フラッシュは Windows 95/98/Me あるいは Windows NT/2000 環境では完了できません。必ず、純粋な DOS 環境で行ってください)。AWDFLASH.EXE を実行するとき、CONFIG.SYS で HIMEM.SYS および EMM386.EXE が組み込まれていてはいけません。メモリ管理プログラムが組み込まれているかどうかをチェックするには、コマンド行で MEM /c あるいは MEM /d を入力してください。
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メニュー
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設定項目
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解 説
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選択値
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Main 装着されているCPUやメモリの仕様、容量の表示および言語・日付・時間などの基本設定を行う。 |
BIOS Version | BIOSの現在のバージョン情報。(日付も見てアップデートを検討する。) | 表示のみ |
| Processor Type | CPUのタイプ。正しく表示されない場合はBIOSが古い可能性あり。 | 表示のみ | |
| Processor Speed | CPUの現在のクロック周波数。(上げ過ぎは厳禁。) | 表示のみ | |
| Front Side Bus Speed | 現在のバススピード(ベースクロック)。(上げ過ぎは厳禁。) | 表示のみ | |
| Cache RAM | CPUの2次キャッシュの容量。 | 表示のみ | |
| Sytem Memory | 搭載メモリの容量。(増設したら確認する。) | 表示のみ | |
| Memory Bank 0/1/2 |
メモリスロットの番号と各装着容量。(合計がSystem Memoryの値。) |
表示のみ | |
| Language |
BIOS Setup Utilityの言語。(日本語は少ない。通常英語を選択。) |
English(US)など | |
| Cache ECC Suport | 搭載2次キャッシュのECCサポートの有無。 | Enabled, Disabled | |
| Processor Serial Number | PentiumIIIのシリアルナンバーの有効・無効。 | Enabled, Disabled | |
| System Time | 時刻の表示・設定。 | 00-23、00-59、00-59 | |
| System Date | 日付の表示・設定。 | Jan-Dec,1-31,1994-2079 | |
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Advanced システムの難しい項目の設定。右三角は下記のサブメニューで詳細設定を行う。 |
Plug & Play O/S | プラグ&プレイの有効・無効。Win95以降は通常は「Yes」を選択。 | Yes, No |
| Reset Configuration Data |
P&Pの際にBIOSが参照するESCD |
Yes, No | |
| NumLock | 起動時にキーボードのテンキーを有効にするかどうか。通常「On」または「Auto」。 | Auto, On, Off | |
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Peripheral 周辺機器を設定するポート(パラレル、シリアル、USBなど)の設定を行う。 |
Serial port A | モデムなどで使用する際は、「Auto」(P&P=Yes)または「Enabled」にする。 |
Enabled, Disabled, Auto |
| -Base I/O address | シリアルポートにアクセスする際、使用されるメモリーアドレスを指定する。 | 3F8, 2F8, 3E8, 2E8 | |
| -Interrupt | シリアルポートのIRQを指定する。うまく動作しない場合は変更してみる。 | IRQ3, IRQ4 | |
| Serial port B | 必要がなければ「Disabled」にする。 | Enabled, Disabled, Auto | |
| Parallel port |
プリンタなどを接続する際は「Enabled」。 |
Enabled, Disabled, Auto | |
| -Mode | 接続機器との通信方式の設定。通常EPP(2MB/s以上の双方向通信)かECP(2MB/s転送)を選択。(機器による。) | Ontput Only,Bi-direction,EPP,ECP | |
| -Base I/O address | ポート用のベースメモリアドレスを指定。 | 378, 278 | |
| -Interrupt | ポート用割り込み番号を指定。 | IRQ5, IRQ7 | |
| -DMA channel | ポート用DMA(Direct Memory Access)チャネルを指定。 | DMA1, DMA3 | |
| Audio |
ボード上の搭載サウンド機能を有効にする場合は「Enabled」。 |
Enabled, Disabled | |
| Legacy USB Support | キーボードなどのレガシー機器をUSBポートに接続する場合は「Enabled」。 | Enabled, Disabled | |
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IDE HDD,CD-ROMなどのIDE機器の接続に関する設定を行う。 |
IDE controller <Primary, Secondary> |
IDE機器(HDD,CD-ROMなど)を接続するポート(通常2基)の有効・無効の設定。通常は「both」。 | Disabled, Primary, Secondary, Both |
| Hard Disk Pre-Delay | 遅いHDDをBIOSが認識しない場合に待ち時間(Delay)を遅く設定。 | Disabled,3Seconds-30Seconds | |
| Primary IDE Master など | 接続されているIDE機器名を表示。機器名を選択して以下の詳細を設定する。 | 表示のみ | |
| -Type | IDE機器のタイプを指定。通常「Auto」で自動認識させる。 | Auto, 手動設定 | |
| -Multi-Sector Transfers | 複数セクタ同時転送を指定。通常「Auto」。 | Auto, 手動設定 | |
| -LBA Mode Control | HDDのモードを指定。通常「Auto」。 | Auto, 手動設定 | |
| -Transfer Mode | データ転送モードを指定。通常「Auto」。 | Auto, 手動設定 | |
| -Ultra DMA |
ATA/33,66,100の場合に指定。 |
Auto, 手動設定 | |
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Floppy FDDの設定を行う。 |
Floppy disk controller |
FDDの有効・無効を指定。通常「Enabled」。 |
Enabled, Disabled |
| Diakette A |
Aドライブに割り当てたFDDで使用するメディアの種類を指定。通常「1.44/1.25 MB....」 |
Disabled,1.44MB/1.25MB 3 1/2 など | |
| Floppy Write Protect |
FDDへの一切の書き込みを禁止する指定。通常「Disabled」。 |
Enabled, Disabled | |
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DMI Event Logging ネットワーク接続されているパソコンでエラー状況を把握するための設定を行う。 |
Event log capacity Event log validity |
BIOS内にイベントログを記録するスペースがあるかどうか、正常化どうか表示する。 | 表示のみ |
| View DMI event log | イベントログを表示する。たまにエラーの有無を確認してみるのもよい。 | Enter | |
| Clear all DMI event logs | イベントログを消去する。 | Yes, No | |
| Event logging | イベントの記録をするかどうかの指定。通常「Disabled」。 | Enabled, Disabled | |
| ECC Event logging | ECC(エラーチェック)に関するイベントログをとるかどうかの指定。 | Enabled, Disabled | |
| Mark DMI events as read | Enterでこれまでの記録を読んだことにする。管理者用機能。 | Enter | |
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Video Configuration VGA関連の設定を行う。 |
Palette Snooping | 特殊なVGAボード用。通常「Disabled」。 | Enabled, Disabled |
| AGP Aperture Size | AGPボード用のメインメモリ内バッファサイズの指定。通常「64MB」。 | 64MB〜256MB | |
| Default Primary Video Adapter |
PCIスロットを使用する場合に「PCI」を指定。通常「AGP」。 | AGP, PCI | |
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Resource Configuration メモリアドレスや割り込み番号などの設定を行う。 |
C800-CBFF〜DC00-DFFF | P&Pに対応していないボードの設定。 通常はWindows側で割り当てる。 |
Available, Reserved |
| IRQ3/4/5/7/10/11/15 | 割り込み番号を指定。通常はWindows側で割り当てる | Available, Reserved | |
| Shared PCI IRQs | 同じIRQに複数のボードを手動で割り当てる場合に指定。通常「Auto」。 |
Auto, Share One IRQ, |
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Security パスワードの管理を行う。 |
User Password Is | 起動時に要求パスワードの設定確認。(有効は「Set」、なければ「Clear」。 | 表示のみ(変更不可) |
| Supervisor Password Is | BIOSの設定変更を不可にするスーパーバイザーパスワードの設定。 | 表示のみ(変更不可) | |
| Set User Password | ユーザーパスワードの設定。 | 任意のパスワード | |
| Set Supervisor Password | スーパーバイザーパスワードの設定。 | 任意のパスワード | |
| Clear User Password | ユーザーパスワードの消去。 | Enter | |
| User Setup Access | スーパーバイザーパスワード設定の際のユーザーレベルのアクセス権設定。 | None, View Only, Limited Access, Full Access | |
| Unattended Start | OS起動時にパスワードを要求するなら「Enabled」。 | Enabled, Diaabled | |
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Power 省電力の設定を行う。 |
Power Management Support |
省電力機能を有効・無効の指定。通常「Enabled」。 |
Enabled, Disabled |
| Hard Drive | 一定時間アクセスがない場合HDDの電源を落とす設定。通常「Enabled」。 | Enabled, Disabled | |
| VESA Video Power Down | 一定時間操作しない場合モニターへの信号を停止させる設定。モニターの機能と連動させて使用する。 | Disabled, Standby, Suspend, Sleep | |
| Fan Always On | CPUの冷却ファンを停止させるか同化の設定。通常「Yes」。 | Yes, No | |
| Power Button Behavior |
電源ボタンを押した際の動作を指定。 |
On/Off, Sleep/Wake | |
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Boot 起動方法、起動ドライブに関する設定を行う。 |
Silent Boot | 起動時に画面にメッセージ類を表示しない設定。通常「Disabled」。 | Enabled, Disabled |
| QuickBoot Mode | 起動時のメモリチェックを省略する設定。「Disabled」にすると3度チェックし信頼性は向上するが起動時間が長くなる。 | Enabled, Disabled | |
| Scan User Flash Area | ユーザーフラッシュエリアを使用する設定。通常「Disabled」。 | Enabled, Disabled | |
| After Power Failure | 停電などで不慮に電源が落ちた後、電源を入れなおすかどうかの設定。 | Stay Off, Last State, Power On | |
| On Modem Ring | モデム着信の際に電源を入れるかどうかの設定。通常「Stay Off」。 | Stay Off, Power On | |
| On LAN | ネットワーク経由で信号を受けた際に電源をいれるかどうかの設定。 | Stay Off, Power On | |
| On PME |
PMイベント(IRQ3/4/8/12)を使う機器(マウス、タイマーなど)の入力で電源を入れるかどうかの設定。 |
Stay Off, Power On | |
| First Boot Device | 起動ドライブの優先順位を指定。通常はFDD>HDD>CD-ROMのような検索順にしておく。 | 有効なドライブの表示 | |
| Second Boot Device | |||
| Third Boot Device | |||
| Fourth Boot Device | |||
| Hard Drive |
各々のメニューで接続されているHDD、リムーバブルメディアの認識方法を設定。 |
有効なドライブが表示 | |
| Removable Devices | |||
| Removable Format | |||
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Exit BIOS設定メニューからの抜け方を指示する。 |
Exit Saving Changes | 変更を保存して終了する。 | Yes, No |
| Exit Discarding Changes | 変更を保存せず終了する。 | Yes, No | |
| Load Setup Defaults | 基本的な初期設定に戻す。 | Yes, No | |
| Load Custom defaults | 一般的な設定に戻す。 | Yes, No | |
| Save Custom Defaults | 変更をディフォルト設定として保存する。 | Yes, No | |
| Diacard Changes | 変更を反映させず再度修正する。 | Yes, No |