迷惑メール撃退法
このページは、迷惑メールの現状と撃退法のノウハウを提供しています。 (このページの内容は、予告なしに変更されます。) 問い合わせはこちらまで
1999年後半からの急激なインターネットユーザーの増加に伴い、クラッキングや個人情報の盗用など、さまざまなネット犯罪が発生している。迷惑メールも、その内容によっては、詐欺やストーカーなどの犯罪に発展する可能性が高いにもかかわらず、法規制も弱く今のところ実質野放し状態である。(唯一、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」が制定されている。)一部のユーザーは、メールアドレスの変更や受信拒否サービスなどを利用して、回避するために工夫しているのが実態である。
最近のアンケート調査のサマリーを見ると、受け取るメールのうち、一般ユーザーでは、5%%〜10%程度、インターネットのパワーユーザーの場合は、3%〜5%前後、ビギナーやあまりメールを使わないユーザーなどは、全体の半分が迷惑メールだと考えているそうである。(母集団が少ないアンケートのため、迷惑メールの実情は明確ではない。また、携帯電話でも同様の問題が発生してる。)メールに関する最近の問題をまとめてみた。
●迷惑メールの現状
迷惑メールと呼ばれるメールは、一般に次のような目的で送信される。
1.商品・サービスの宣伝、MLMなどの勧誘
2.チェーンメールの一部
3.メールマガジンの定期発信
4.特定・不特定のユーザーへの攻撃(ウイルス添付など)
5.メールアドレスが活きているかの確認
6.個人情報の収集
7.思い込みや筋違いの問い合わせ
8.ワンクリックでのユーザー登録と違法請求
ほとんどの場合、返信せずにそのまま削除すれば問題はない。「xxxx様」のような個人情報が表示されている場合は、いずれかのアドレスリストに登録されているのでそれを解除しない限り、また届く可能性が高い。(リンクされたサイトをそのサイトのページだと勘違いして筋違いの問い合わせメールを送ってくる場合などは、サイト管理者の立場として、1度は問い合わせ先が異なることを返信すべきかもしれないが。)
最近、特に悪質なケースが8である。アダルトサイトの紹介がほとんどであるが、メールに記載されたURLをクリックして表示されたページの、どこをクリックしても、「ユーザー登録いたしました。X万円を下記の口座にX日以内にお振込みください...」という登録確認のメールが届くケースである。おそらくこの種のメールを発信しているのは、振込口座を転々と変えながら、当局の捜査をかわしつつ同様の手口で犯罪を繰返す集団である。これは違法行為であり、自らコンテンツを利用する意志がない限り、支払いの義務はない。被害者を増やさないために、速やかに当局に情報を提供して欲しい。
○宣伝メール
メールマガジンやメーリングリストを登録すると、必要のない案内メールが急に増えてくる。「XXに登録された方へお送りしています..」といった類の文言のメールが毎日のように送られてくる。こんなはずではと思ってもすでにあなたのメールアドレスはさまざまな業者に伝わり、解約しても生き続ける場合が多い。正規にサービスを申込んでいるサイトやプロバイダからのお知らせや宣伝メールも、じゃまと感じているユーザーが多いそうである。興味がある内容でも、一日に何件もくると鬱陶しいと感じる。後で読もうと思って削除しないとあっという間に溜まってしまう。まれに有益な情報もあるので、解除もできずそのままにしているユーザーが多いようだ。
また、登録しなくても、趣味のWebページを訪問していると知らぬ間にその方面の宣伝や勧誘メールが増える。(クッキーを使って訪問者のユーザー名やドメインをログしているサイトも多い。)
最近は、次のような巧妙な偽装メールも多い。
1.件名の頭に「※未承諾広告」としなければならないのに、「未承諾広告※」としたメール。
2.件名に「ユミで〜す!! お久し振り!!」といった偽装をした、出会い系サイトに多いスパムメール。
3.件名の頭に「Re:」を表示をして、返信メールに偽装したメール。
4.親しき友人とのやり取りのようなタイトルをつけたメール。
5.仕事に関する重要なメールであるかのようなタイトルのメール。
○メール爆弾など
最近はストーカーの話題が絶えないが、ネット上でもこの種の犯罪が増えている。ストーカーまがいのメールを受け取ったり、意味のないメールを大量に送りつけられ、実質的にインターネットが使えなくなってしまった例などが報告されているという。また、メールに書かれたコンテンツよりも、添付ファイルやHTML文書などに何か悪意のあるし仕掛けがあるのではないか不安になるユーザーも多くなっているそうである。特に、添付ファイルによるウイルスの被害を被ったユーザーはIPAへの報告数よりもはるかに多いと見られている。(感染したことに気がついていないユーザーも多い。)
ただし、セキュリティや個人情報の保護を重視している優秀なプロバイダと契約している場合は、こうした迷惑メールに縁のないユーザーも多いという。また、チェーンメール(「不幸の手紙」のような転送メール)については、無視するユーザーが増えたためか、減少しつつあるという。善意の「ご協力ください」メールが、いつのまにかチェーンメールに化けてしまう例も報告されている。
○英語のメール
無料メールがはやっている。ブラウザなしでも利用できるものが多く、好きな名前が使えるなどのメリットもあり、ついつい2つ目のメールアドレスや迷惑メール対策の「捨てアドレス」を持っておこう、と安易に登録するユーザーが多い。特に海外の業者の(どれがそうかは見分けがつかないが)無料メール(「Ho○mail」など)に登録すると英語の勧誘メールが急に増える。内容は、ネットビジネスの勧誘やアダルトサイト、ギャンブルサイトの紹介などが多い。ボランティアで無料のメールシステムを運営するはずはない。個人情報の収集が目的の業者には十分気をつけてください。
○なぜメールアドレスがバレるのか?
セキュリティの甘いプロバイダから漏洩する場合、企業のWebサイトのデータを社員やハッカーが盗用する場合も考えられるが、ほとんどの場合は、ユーザーが自らインターネットに書き込んだメールアドレスを利用されている。まず、メジャーなサイトの掲示板やチャットなどの公開サービスにメールアドレスを書き込めば、翌日には迷惑メールが飛んでくることは覚悟しなければならない。さらに、前述の無料メールなどのサービスについつい登録し、それがメールアドレスを収集する目的のサイトだった、という場合がある。また、Webページの巡回プログラムを回し続けて自動的にメールアドレスを収集している(販売している)業者もいる。ユーザー名やドメインは、訪問先でクッキーに記録される場合もあるので、それらしきメールアドレスを創造するのは容易である。英語辞書にある単語を組み合わせてアドレスを創造するプログラムもあるらしい。
また、配信停止の手続きをしたら、購読の申し込みをした覚えがないのに、スパムメールが届くようになった例がある。通常のメルマガを登録したときに自動返信される「登録完了のお知らせメール」に成りすましているアドレス収集目的のスパムメールもある。これに引っかかると、登録した覚えがないのでメールに書かれた解除
URL にアクセスして購読を解除した後、スパムメールがどっと届き始めるようになる。
メールを使うと、DMと比較すると激安の発信コストで情報を送ることができる。e-ビジネスを志向する企業や個人にとって、大量のメールアドレスは大きな魅力なのである。
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| xxxx.txt.exe | テキストファイルに偽装した実行ファイル |
| xxxx.txt.vbs | テキストファイルに偽装した実行ファイル |
| xxxx.jpg.scr | JPEGファイルに偽装したスクリーンセーバ実行ファイル |
| xxxx.mp3.dll | MP3ファイルに偽装したDLLファイル |


このメールが受信サーバーに届くまでに経由したサーバー名と、各々のサーバーを経由した日付・時間が表示される。経由したMTA(メールサーバー・システム)の数だけ、最新のものから順に表示される。通常のメーラー・ソフトだけでなく、メールを送信するウイルスもMUA(メールを送受信するクライアント・システム)の一種とみなされる。MTAは、メールを受信するたびに、その情報をメールヘッダーのReceived:フィールドに記録するので、Received:ヘッダはメールが中継されるたびに増えていく。このフィールドの内容を逆にトレースすることにより、メールの送信元を調査することができる。(ただし、このフィールドが偽装されていたり、中継途中で削除されたりしている場合は無理だろう。)
3. Date
メールを送信した際の、送信元のコンピュータの日時が表示される。したがって、正しい時間が表示されていない場合もある。
4.From
メールの差出人の名前とメールアドレスが表示される。ウイルスメールや迷惑メールの場合には、正しくない場合が多い。
5.Message-ID
メールを識別するコードで、日付、時刻、サーバー名などから構成される。
6.In-Reply-To/References
元のメールに対する返信メールの場合に、元のメールのMessage-IDを表示する。
7.To
メールの宛先(発信人のアドレス帳に登録されたユーザー名とメールアドレス)が表示される。
8.Cc
メールの「Cc:」(写し)に指定されている宛先のメールアドレスが表示される。
9.Subject
メールの件名(タイトル)が表示される。(通常、漢字であっても変換されないまま表示される。)
10.Reply-To
このメールに返信する際の宛先となるメールアドレスが表示される。メールの送信者がパソコンのメールアドレスで送信しても、返信を他のメールアドレス(携帯電話アドレス等)で受信するよう設定していると、「From」と異なる。メーリングリストの場合、、ここにメーリングリストの送信アドレスが表示される。
11.Content-Type
メール本文に使われている文字コードや添付ファイルの有無を表示する。
12.X-Mailer
使用しているメールソフトの名前やバージョンを表示する。(例:Microsoft Outlook Express 6.00.2800.1158)